2019.12.9

暮らしてMIO(山下Style)vol.1 琉球王国時代の貴重な水源「落平(ウティンダ)」

ミオビエントアルファ山下 『暮らしてMIO(山下Style)』

暮らしてMIO(山下Style)では、

分譲マンション「ミオビエントアルファ山下」の周辺の街の情報やライフスタイルにちょっとプラスになる情報をお届け致します。皆様に楽しんでいただけるよう運営して参りますので、よろしくお願いします!!

vol.1 琉球王国時代の貴重な水源「落平(ウティンダ)」

奥武山公園の市営運動場側を走る道路沿い、車で通り過ぎてしまうほどに小さな史跡「落平(ウティンダ)」。ここは、琉球王国時代の樋川跡。

かつて「浮島」と呼ばれていた那覇は、海に囲まれていたため、井戸を掘っても塩分を含む水しか得られなかったと言います。そのため、落平の水が貴重な水源でした。ここで汲まれた水は船で那覇まで運んでいたそうです。この水をてんびん棒に担いで売り歩く水商売が繁盛したとか。

戦後、水が湧き出る落平の裏山一帯は宅地化が進んだため、水量は減ってしまいました。それでも今も岩肌からは水が滲み出ており、往時の面影をわずかに残しています。また、1807年に新たに造られた樋川は、拝所となっています。

※マンション内には落平(ウティンダ)を再現してみました

《落平》【スポット】

■住所/那覇市山下町18付近

■アクセス/ゆいレール奥武山公園駅から徒歩約10分

ミオビエントアルファ山下から徒歩8分

※出稿元・取材:「小禄 豊見城タウンビジョン」